安全のためにとったことで少しでも列車が遅れようものなら、鉄道員に暴言を吐いたり、さもあなたの所為（せい）とでも言わん態度で迫ってきます。
酔っぱらって暴言暴行を働くもの、線路に落ちそうになるものなど、心配はいつまでたっても終わりません。
痴漢、置き引き、仮睡者を狙った犯罪などの予防には、具体的にどのようにすればより効果的な防止ができるのでしょうか？
朝夕の満員電車では、駆け込み乗車やドアに衣類が挟まるなど緊張の連続です。
それぞれの環境に適した個々具体的な安全方策やお客様により安心して乗車していただくために何をすべきか、警察ＯＢを交えて情報交換をしたところ乗務員の笑顔がよみがえったようです。
鉄道関係者の業務は、厳しい環境で乗客の安全のために身を粉にして働いています。
このような中、乗務員や関係者の心のリフレッシュや職場環境の改善も大きな課題ではないでしょうか？
交番に交番相談員が配置されているように、今後さらに、各駅に警察ＯＢが配置されると、乗客への安心感をより強くアピールできるでしょう。
警察ＯＢをあらゆる場面で活用して、より安全な環境を目指してみませんか？
乗客という人間を対象に働く鉄道員は、大阪府民という人間を対象に治安を守ってきた警察とその業態が似ています。
鉄道もその公共性が高いことから、普通の状態でなくなること（例えば時刻が遅れるなど）に不平や不満を訴える人が多く現れます。
こういった予期せぬ事態に、警察ＯＢがそばにおれば安心できますよ。
良きオブザーバーとして是非、一考をお願いします。
